パラレルワールド

年明けてから朝晩の冷え込みがキビシくなってきました。 今日の日中は暖かかったんですが、曇りの日なんかは縮こまってしまいます。 これは遺憾ということで室内で遊べる自転車組みました。 フレームは久しぶりに登場!ブラックマーケットのコントラバンド君ですが、フロントフォークをリジッドにしてブレーキも前後に装着。 ギア比も軽くしてトライアル仕様っぽくしてみました。 これで狭い店内でスタンディングやダニエれるとワクワクです。

実際に乗ってみたら35秒で残念な事実が判明。 イメージで、トライアルの定番=マグラってことでマグラのディスクブレーキを付けたわけなんです。 定番なのは油圧のリムブレーキなんですけどね。 これが大失敗。 スタンディングはブレーキあまり使わないのでOKなんですが、ダニエルが全くできないんです。

ちなみにダニエルってのは後輪だけでピョンピョン跳ねるやつなんです。 流れとしては
①スタンディングの状態から一気にペダルを踏んで前タイヤをリフト。 その勢いでぴょんと飛ぶ
②後ろタイヤをロックさせて後ろタイヤだけで着地。 前タイヤは上げたまま
③そっからもう一回ペダルを踏み込むと同時にブレーキを離してタイヤを回転させてピョン。 

①→②→③ときて後は②と③を体力が続く限り繰り返すワケです。 ここで問題なのがブレーキのon,offのタイミングの重要性。 「ストロークがあり制動の立ち上がりが滑らかで中間領域が広い」マグラのディスクブレーキの長所が一気に短所になっちゃったんです。 ②の着地でバランスポイントにキュっと止まりたいのに若干ですがニュッっとズレちゃいます。 そして③の時が致命的で、ペダルを踏み込んだときにブレーキがoffになりきらず何気に制動力が残ってたりして、カマボコと思ってかじり付いたら食品サンプルだったときのような残念なダメージを心と身体に与えてしまうのです。

「ストロークがあり制動の立ち上がりが滑らかで中間領域が広い」そんなブレーキは、多くのMTBでは褒め言葉と思います。 特に滑りやすい路面ではコントロールしやすく恐くない。優れたブレーキの特徴であると考えています。 でも、遊び方によっては裏目にでてしまう。そんな好例でした。 

このブログの人気の投稿

FOESのアナログ

本日の作業報告

惚れた理由(ワケ)