冷麦の太さの中の攻防

この2種のねじの違い。 色もそうなんですが、長さが左が8.5mm、右の黒いのが10mmと1.5mm違います。 これ、ペダルのスタッドとして重要で3Kなお仕事をしてもらうねじなんですが、この1.5mmの違いが大きな違いとなりそうです。

最近のペダル、極限までうす〜く作られています。 それはボクサーの様に贅肉を極限まで削がれているのでどこかに無理している懸念があります。 わかりやすいところでは強度、形状、その他様々な性能が犠牲になっているリスクが内包されているのは想像に難くないですよね。 

で、この度チェックしたペダルは普段の使用では全く問題を感じなかったんですが、何度かフィールドに連れて行くなかで足下が不安定になることがあったのです。 コンケープ(ペダルの中央が窪み両端が高くなる)形状が弱いのではないかと考えられます。 シューズは5.10なのでソールがスタッドに触れてさえいれば安定します。 しかし、ソールがスタッドに触れるより一瞬先にペダルの軸部のフラットな部分が触れてしまうので、濡れてたり土が付いていれば思った位置から僅かにズレることがあるのです。 踏んでしまえばそこから滑ることは無いんですが、このちょっとのズレた感覚が足裏に残りライドに雑音をもたらしちゃうのです。

 軸部に乗る前にスタッドがソールを捉える。 というように、このタッチの差を逆転するであろう1.5mmが肝となるのではと推測してみたわけです。 次回のゆぶねで実証ライドです。

このブログの人気の投稿

FOESのアナログ

本日の作業報告

惚れた理由(ワケ)