この飛び道具、接地感がスゴク良い

月の第一と第三火曜日はお休みを頂いてます。 と、いうのもその日は夕方から所属しているボランティアクラブの会合があり、その準備も含めるると店を開けても中途半端な営業になるので。 そのかわり、店の外での仕事を集中的にヤッツケることにしているのです。 と言いながら外の仕事がオーバーフローしたり急を要したりと、たびたびシャッター閉めてご迷惑おかけしてます。 ごめんなさい。

で、本日は第三火曜ということで、現場での製品テストというまじめなお仕事に当てたんです。 しかし、運悪く昨晩からの雨でトレイルはNG どうしようかと、近所をフラフラとサイクリングしてたワケですが、さすがは田舎! さらに言うとタケノコの里。 ご覧の様なヘビーなルーツセクションをアチラ&コチラに発見した訳です。 河川敷もミズタマリが地雷原のような有様でタイトで緊張感溢れるスラロームコースと化してました。

そんなコースでナニをためしたかというとリムです。 カーボンリムです! まだ、メーカーが正式発表してないので情報公開はメーカーの発表の後ってことで我慢してください。 ただ、イロイロと狼煙が上がって来たのでコチラでも情報をジワヮ〜っとリークしときます。

このカーボンリムですが、実はこいつをメーカーから借り受けている試乗車に勝手にインストールしちゃいました。 ま、ホイールなんてのは、もとに戻すのは一瞬たし、ちょっと視点を変えるってことも評価するのには大変重要ですから。

そんな感じでテストライドしたんですが、このリム、まず漕ぎ出しのレスポンスの鋭さに驚愕。 ちょっとビビってスポークテンション低い目で組んだのですが、それでも踏むとカッっと前に出るのです。 その理由が軽さなのか硬さなのか定かでは無いですがちょっと一つ次元の違う加速感にビックリしたことは事実。

 そして乗り心地の良さも◎ 例のルーツセクションでもドッ散らからない感じ。 柔らかいというより、衝撃&振動の収まりがよくガタガタしてても漕ぎやすい、トルクをかけやすい感じです。 

前述のミズタマリスラロームでも好感触でした。 これは軽さに依る所が大きいと思います。 軽いリムにより回転モーメントが低く抑えられジャイロ効果が薄くなり自転車の倒し込みの動きが軽くなったのではと。 BBハイトの低いコメンサルのMeta。 安定感は高いけど挙動はマッタリで左右の切り返しの度に「ントコショ」「ドッコイショ」とワンテンポ遅れていたのが乗り手のアクションに対して即座に反応してくれる訳です。 もちろん安定感はそのままで。 (この自転車はこの方向で仕上げていくのアリですね)

かなりよい感触を得たこのリムなんですが、欠点は非常に高価なものとなりそうなこと。 といっても競合他社のカーボンリムに比べると破格のプライスなんですが、一般的なアルミリムの10倍はしようかという勢い。 ただ、乗ってみるとそのパフォーマンスの高さには10倍の価格であっても納得出来てしまいます。 というワケで、メーカーからの正式発表を待ちましょう。 

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