ツーキン快速 雷電改

グラフィックは派手だったりもするのですが、乗り味はとっても地味。 ただ、乗れば乗るほどアミラーゼがデンプンを糖にするかのような、悪路を楽しみに変える酵素的存在感の雷電号。 コイツのお陰で毎日のようにお米(悪路)を食べてるわけです。 悪路といっても毎日山に行く訳でなく、ツーキンライド中に現れる未舗装な河川敷、マンホールや歩道の継ぎ目といったちょっとしたガタガタ道なんですけどね。 雷電号だと、そんなチョットしたガタガタが楽しくなるっていうことなんです。

しかし、さすがに夏い暑になってダートの食欲も低下気味。 体力を過分に消費しちまうガタガタをなんとなく避けてしまうわけです。 これは遺憾ということで、この度、雷電号をよりツーキン快速仕様にしました。 端的にはクロスバイク化計画です。 具体的には27.5→29”ホイールにしてその分タイヤやや細めな1.5”幅のスリックタイヤに。 自動車でいうインチアップってヤツでタイヤ外径は同じ位かも。 加えて後ろのギヤはロード用にしてクロス化。 そしてフ前フォークは軽くて短めなXフュージョンのベルベットに。 要は漕ぐときのストレスを軽減。

などとソレっぽく書きましたが、実情は余り物の寄せ集めだったりもするツーキン快速仕様。 重量増やハブの回転の悪さ等、一つ一つの部品のクオリティーは下げたとこは否めないのですが、あくまでもシティーライドという要件を満たすことで、確実にツーキン快速化を達成できたのです。 つまり、使い方に合わせるということが大切で、決して高級な部品を使ったからと言って良いものになるとは限らない証明となるのではと。

それにしても、こんな大きな仕様変更でもしっかりと仕事している雷電号ことRockyMountainのThunderbolt。 組み合わせる部品次第で多くの要望に対応できる懐の深さ=汎用性の高さは流石の一言。 カナダのリアルなフィールドで揉まれているのは伊達ではない。 私の実績として福井和泉のDHコースから街乗りまで仕様を換えながら楽しんだので、汎用性の高い一台に認定です。 そして乗れば乗るほどThundeboltの素晴しさを感じてもらえるはず。

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