機材のマネージメント

ウチでは良くある汚れたフォークオイル(潤滑系)の写真。 どれだけ替えて無いんだって話ですが、実は延べで小一時間の全力DH走行の結果なんです。 具体的にはダスティーな箱館山で10本少々ってところでしょうか。 乗手はご存知!飛丸選手。

 インナーチューブに付くオイルの滲みもタップリだし、フツーに考えればシール類は要交換な状況なんですが、だが交換しない!! というのも、交換すれば防塵性は上がるんですが、同時に褶動抵抗も高くなってしまい、フィーリングが変化してしまうわけです。 もちろん、このまま使い続けても動きが悪くなるし、機材の寿命も縮めちゃいます。

 そこで選んだ作戦が「二日に一度はオーバーホール」というある意味での物量作戦。 といってもむやみやたらに作業するのでなく、最後の決勝ランまでイイ動きがキープできる賞味期限を見極め、ソコから逆算してオーバーホールのタイミングを決める頭脳戦。 その賞味期限が二日であり、オーバーホール作業は特別なことをせず、いつも通りをひたすらルーティーンで進めるのみ。 

 そらもう、メカニックとしては状態の悪い部品を意図的であっても着けて走らせるのはタイムボムを抱えている様なもの。 レッドブルもなかなかのどを通らないわけです。 その上、タイムドセッション、予選となかなかのポジションをGet!したわけだから、ハードル上がりまくりの心臓のbpmは上がりっ放し。

 そうして迎えた決勝は7位。 しかも実力を出し切れたというライダーのコメントに感無量。 持論ですが、メカニックの本懐はライダーの実力を遺憾無く発揮させること。 基本的にライダーもレースだからと言って実力以上の事は出来ないし、私も界王拳の様なチートな何かを用意できるわけではないんです。

 その上でメカニックが出来ることは、最善の機材を用意することと祈ることの二つぐらい。 そんな時にライダーが無事にゴールラインをきれば胸を撫で下ろし、リザルトがよければ狂喜乱舞する。 私の夢は表彰台の前に自分のメンテしたMTBを置きに行くことですw

ちなみにこのフロントフォークのオイルシールは箱館山が終わった瞬間、交換してやりましたとさ






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