27.5+のメリット

以前は、ニューモデルの発表は秋というのが常識だったんですが、最近はドンドン前倒しで2017年も半分も消化してないのに、もう次のモデルですよ。 このまま行くと2030年モデルは2025年の秋に発表されるんじゃないでしょうか。 知らんけど。

というワケで、GTの2018モデルを見に行ってきました。 事前情報で、個人的に注目してた26"のジャンプバイク:LaBombaは写真だけという悲しみを乗り越えてウロウロしてたら気になる一台を発見。 
これです。「パンテラ」 27.5+のタイヤが太いハードテイルBikeです。 今や27.5+なんて珍しくも無いんですが、ナニが気に入ったってその価格帯で完成車で10万円前後でGet!!できるのです。
 というのも、27.5+という太いタイヤは、適度にゆったりとした乗り味でラフに乗っても穏やかだし、さらにタイヤの太いファットBikeほど操作に対して緩慢過ぎることも無し。 つまり、27.5+はオフロードに乗り馴れてない人に、ハジメテのMTBとしてスゴク適していると思うのです。 それ故にこの価格帯は魅力的なわけです。 

 そんなエントリーなMTBですが、正直その実力はいかほど? ということで実際に乗ってみました。 段差、曲がるときの安定感はもちろん抜群。 特に曲がる時は難なく車体を倒し込めてタイヤが滑り出すのもジワジワ〜 って感じなので当日の濡れたアスファルトでも遠慮なく攻めれたし、意外にカッティーなんかの小技もやり易い。 まあ、乗ったのがMサイズと私に対しては1〜2サイズ大きかったので縦の動きは無かったことにしておきますが、これはなかなかの楽しさ。 実際に山に連れて行きたいと思った一台でした。

どうしても、新規格なモノはハイエンドから投入されたり、ボリュームが小さいためにコスト的にも割高だったりするのが定説。 それ故、新しいものは違いのわかる人の為と誤解されがち。 しかし、この中途半端に太いタイヤはエントリー層の人にとってより多くの恩恵があると思います。 速く走る為でなく、恐怖心を抑えるモノ。 結果的に速く走れることもあるかと思いますが、とにかく人に優しい27.5+規格のパンテラさん。 いかがでしょうか。 

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