乗り手の気持ち

今日も多くの人にご来店いただきました。 ありがとうございます。 

で、今日は何故か写真の話題が多かったように思います。 いいですよね、写真。 アノ時なにが起こったのか。 写真そのものは、そんな風景の一部を切り撮っただけの絵であり、単なる2次元の情報でしかないのです。しかし、そこに至までのストーリーや心情風景が内包されていてい、それらを投射することで平面な情報が立体的になり、時間軸を加えさらに心模様をつけたすことでさらなる奥行きが生まれる。 要は一枚の写真を肴に話が盛り上がり、酒がいつも以上に美味しくいただけるという話。

不肖、私もたまにですが、酒の肴を求めファインダーを覗く一人です。 機材も技術も経験も浅いわけなんですが、ただ一点アドバンテージがあるとするなら撮られる側でもあるということ。 走っていて撮って欲しい瞬間というものがあります。 高く飛び上がった最高点。 タイヤがスライドして砂煙を巻き上げてる瞬間。 ときには転倒して両足を高く天に突き出すいわゆる「スケキヨ」っているとき。 そんな各々にとってオイシい瞬間というのはあるわけです。

しかし、撮り手からすると、そんな瞬間を押さえるのは結構メンドクサイんです。 シャッターチャンスは少ないし、動きが激しくぶれてしまうし... かといって、高速連射やシャッタースピードを速くしてブレのない写真をとっても何だか迫力が出ないように感じます。 まあ、いい機材ならそんな一瞬を苦もなくおさえてくれのでしょうけどね。

というわけで、わたしは連射無しの一発必中スタイルでその瞬間を狙ってます。 まずは乗り手の気持ちになりカメラをかまえます。 そしてそのライダーとファインダー越しに心をかよわせる(シンクロ率を高める)と何となくですが、次の瞬間イケると頭をよぎるのです。 その直感に従ってシャッターを押すと案外面白い絵がとれるのです。 神懸かり的なコントロールをしているとき、笑いの神が降りた瞬間等々、いつもではないですが、「あっ!」と勝手にシャッターを切っていることがあるんです。 乗り手と撮り手とのシンクロ感、両方をしてるからこそ得やすいのだと思います。

それにしても、改めてプロの写真家は凄いとおもいます。 所詮、私は撮りやすいものの範囲で撮っているだけなんです。 しかし、プロはそうとはいかず、どんなに不利な条件でもオイシいネタを得るのに貪欲。 その上、構図やピントその他イロイロな難問をクリアしてその一瞬を押さえる術はさすがと感嘆するばかりです。 なので、私なんかは気楽にシャッターを押しているだけだし、一日一枚でもいい写真がGetできればラッキーな程度。 でも、みんなのカッコイイ瞬間をもれなくおさえたいんで、この分野もコレからますます精進いたしますです。 ハイ







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