研修旅行 報告書 一日目

先の週末は研修旅行と称して信州方面にぐるmライドツアーしてきたわけです。 初日はDHの全日本選手権の決勝日なのでサポートしてる飛丸選手のサポートをしつつ、大きな大会の空気感を感じ、さらに富士見パノラマのコースをチェックするという大変濃密なお仕事なんです。

朝5時過ぎにBlankyDogを出発して到着したのは10時前。 ボチボチ休憩しながらペースで5時間あれば到着するってことです。 全日本選手権が繰り広げられる富士見パノラマですが、レースコース以外は一般のライドOKってことで旧称Cコースをメインに数本ライド。 かなり長いコースなので整備が追いついていない箇所もあったけど、去年には無かった新造セクションにテンション↑↑でした。 確実に進化してます。

レースコースも新設なセクションが多い印象で不確定要素たっぷり。 猫の目の様にかわるトラックのコンディションに各ライダーのチョイスするラインも右往左往で波乱含みの様相。 見ている方も予定調和に終わらないスリリングな展開に一喜一憂できる抜群のエンターテイメント。 クラッシュを目の当たりにするチャンスも赤丸急上昇なワケです。

ただ、走っている人間にとっては堪ったもんではなく、刻一刻と変化するコンディションに対応しなくてはイケナイし、当然リスクもググンとUP。 そして、送り出したライダーを待っている側としては行きた心地がしないわけです。


本番で100%以上を出せるライダーはいないというのが私の持論。 原則、練習以上のコトは出来ないと考えてるのですが、機材に掛かる負担は練習時の100%をかるく越えてきます。 なので、メカニックは必要なマージンを確保しつつセットアップするのですが、時にはソレを食い潰しちゃうので、ライダーがゴールするまで気が気でないのです。

とういうわけで当店サポートの飛丸選手。 予選では我々が見守る目前でサプライズなラインをメイクして焦ったけど無事に通過。 決勝は暫定一位の証”ホットシート”をGetしてくれると信じてたのでその横で観戦。 期待に答えてくれました。

最終的には11位で一桁には入れなかったけど、若さ故の過ちを繰り返してきたコレまでの結果からはかなりの進歩だと関心。 確かに速いんだけど結果が伴ってこなかったこれまでに比べ確実に強くなった証なのではと思うわけです。

 今回の様な不確定要素が多いレースでは単なる速さだけでなく様々な能力が試されます。 自分では速く走っている、極限を攻めていると思ってもタイムにツナガラナイとこも良くある話。 無駄に攻めてミスをしてしまっては本末転倒。 かといって守ってもダメなわけで、この紙一重のところをシッカリ見極めて踏みとどまれるのが強いライダーと思うわけです。

そんなこんな始まった反省会。 が、ウマがウマ過ぎて豪遊。 いつも以上に飲んでしまったし、何だか財布が空っぽになってるんですが... こらもうコレまで以上に活躍してもらうしかないな





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