富士見詣出 後編

というわけで後編。 ホントなら、見識を深めるため「ふじてん」にでも足を運ぼうと企んでたんですが、ご存じの事情の通り足止めくらって再び富士見パノラマ。 たんに走ってもアレだし、せっかく各メーカーがブース&試乗車を出しているのでこの機会を有効に使わない手は無いってことで試乗車を狩り借りまくりました。 しかも、ちょっとその辺プラプラを・・・ なんてことしても面白くないのでCコースでガッツリ試乗してやったわけです。

私が乗ったものざっと列記すると
GT Sensor
ChargebikesのFATなBike
RockyMountain Tunderbolt
RockyMountain Alttitudo
Santacruz V10
TOYOTA HiACE

試乗車はこの他にもあったけど、体は一つしかないのでこの辺で勘弁しておきました。 個々のインプレはかなり長くなるので後日として、今回は一番印象的だった一台だけをレポ。 はいTOYOTAのハイエースです。 35万kmも走った調教バッチリの逸台なんですが、もちろんコイツだけはCコースでなく350㎞のノンストップドライビンでのチェックです。 荷物と人間いっぱい積めてロングドライビンを問題なくこなせるパフォーマンス。 みんながチョイスする理由がわかりました。


 ただ私の勝手な価値観なんですが、よいモノと所有したいモノって必ずしも一致しないのですよね。 確かに、今のトラックよりハイエースの方がイロイロとよく出来ている(=不満が出ない)のですが、自分の使い方ではトラックの方が便利だったりする一面もあるのです。 ドロドロの自転車をそのまま載せることができるし、店のマスコットとしても存在感十分 その分、駐車場に困ったり、まさかなトラブルもありますが、普段の足&お買い物号というワケでもないし、フォローしてもらえる心強い車屋さんもいるので、多くのひとが感じる大きな欠点は私にとっては小さな欠点っていう感じです。 とか言って今回は多方面にイロイロご迷惑&ご心配をおかけしたので「良いモノ」に切り替えたなぁと心揺れているのですけどね。

自動車に限らずあらゆるモノの善し悪しは、世間の評価ではなく自分自身の評価(相性)が大切です。 逆説的かつ極論で捉えると、世間の評価が絶対ならば全ての人は同じ車に乗り同じMTBを選ぶことになります。 そんな世界、楽しくないですよね。 
 悩んで迷って決断した末に出来たアナタのMTBはいろんな意味でアナタを表現しています。 私の「カッコいいMTB」の定義は乗り手の思いが雑多な情報に惑わされず表現できている。 そんなカッコいいMTBを作るには手間&ひまは必要です。 BlankyDogはトコトンまでお付き合いいたします。



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