当店的VIP

「ハーイ ポールデス キョウトニイクノデ モーニングライド シマショー」 と突然かかってきたハイテンションな電話。 相手は八ヶ岳サイクリングのポール。 Covebikesの国内ディーラーでもあり、フリーライドアドヴェンチャーの代表であり、ツアーガイド。 そして何よりもレジェンド。 私がMTBを始めた20年以上前から専門誌に載っていたスゴい人。

 そんなポールからのオファーを断ることが出来るはずも無く、これまたポールと深い関わりのある昔なじみと合計3人で近所のトレイルでモーニングライド。 お互いの近況報告やビジネスの話、などなどを交えて濃密な時間を過ごすことができました。 その分、営業開始が大幅に遅れたので皆様には多大なご迷惑とご不便をオカケして正直スマンカッタと思います。 その点は平に平にご容赦を!

 言うなれば「接待ライド」なポールとの時間ですが、折角のライドなので収穫も最大化したい! との思いから今回の相棒はZealousbikeのDevisionMk2。 ご存知、超ショートリアセンターな29”タイヤのBikeです。 富士見やゆぶね等の常設コースではガンガン乗っているのですが、意外にバックカントリー(里山)は初めて。 スムーズでない(外乱の多い)路面でどうなるか、このチェックもしてみた訳です。

 予想通り、ガレ場で暴れるリアタイヤ。 思わず前加重で前サスペンションに逃げたくなるのですが、そこを我慢してリアの加重を重視。 短いリアセンター故に足サバキにリニアに反応するので少々忙しいですが、逆にリアタイヤを意識して積極的にコントロールしてやればブレーキの効きも明らかに良くなるし、曲がる姿勢も楽に作ることができるのです。  そして一旦曲がる姿勢が決まれば29”タイヤのご利益でピーキーな挙動も無く安心してラインをトレースできるのです。

 この運動性の高さは個人的にはリアセンターの短さだけではなく、ちょっと寝気味のヘッドアングルも効いているように思います。 ハンドルをきって曲がる(前輪で曲がる)のではなくBikeを倒し込んで曲がる(ヨー運動を早めに出して前後輪の両方で曲がる)アクションをしやすいのです。 要はヒラヒラ曲がるので楽しいってことです。 このあたりは並の29erとは大きく違うポイントかと。

ポールとはライドの後にランチして近いうちに長野で再開することを約束して解散。 やや全容は把握出来てませんが、八ヶ岳サイクリングが心地良さそうなので今年のサマーシーズンには一度は訪れたいなぁ。

ま、とにかく「マウンテンバイクは最高だよね」というコンセンサスがとれたライドミーティング。 そのうえレジェンドとホームコースでライドできて大満足。 さらにZealousのDevisionとも仲良くなれたので、まさに一粒で三度美味しい今回のライド。 ただ、勘違いしないで頂きたいのは、今回のライドはあくまでもお仕事なんですけどね。
 

 




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