元の鞘

 先日、予定してたルーキーズMTBパークでのライドが中止になって、モヤモヤっとしてたんで、胸のつっかえを取りにダートジャンプしてきました。 時間の都合で小一時間だけのライドだったんですが、それでもテイクオフしてバックサイドにビタ着した瞬間はサイコーの気分です。

前回、ここでライドしたのは半年前。 小さい方のレーンをキレイに飛べるようになるまでに30分はかかってたのですが、今回は調子が良かったのか前回の感覚が残ってたのかはわかりませんが、2本のランでメイク。

これに気分を良くしてインバートやウィップをはさみながらイロイロな小技の研究。 ときどき大きいレーンにトライしたりと、短いわりに充実した時間を過ごすことができました。 と言っても大きい方は全くとべなかったんですけどね。 


それにしても、こういったダートジャンプには26インチのジャッカル君が実にしっくり来ます。 まあ、長年26インチに乗ってたンで慣れ親しんでるってのもあるんですが、この安心感と振り回し易さのバランスが絶妙。

 確かに、20インチのBMXなんかだと、サイコーに振り回し易く、イザって時も放り投げ易く壊れ難いんでまさにダートジャンプにはモッテコイなんですが、オジサンに成りつつある私にはチト過酷。 ゲシったときはそらもう地獄。 カラダが先に壊れます。 なのでバックサイドを捉えること(=ビタ着)が至上命題になっちまって、本来は取り回しがイイのに技を入れる余裕はかえって無くなるという悲しい現実が待っているのです。

今主流の27.5インチや29インチのMTBなんかだと、確かに安定感は高いし少々のミスでも車体性能でリカバーしてくれるんですが、その分アクションに対する反応もゆっくり目。 福井和泉のようなスピード域が高くジャンプも大きいコースなら良いんですが、近場のいわゆるダートジャンプコースではちょっと持て余しちゃいます。

その昔には24インチのMTB(?)ってのがあって、私もBlkmrktのコントラバンドってヤツに乗ってたんですが、アレなんかは理想的な感じ。 メチャクチャ振り回し易いので、最近はやってないけど、ユーロインバートもなんかもアレで覚えました。 しかし24インチはもはや超マイナー規格。 思い通りな部品が手に入らないんです。

MTB界隈では、主流は27.5インチ? 27.5プラス? いやいや29インチなんて声が殆ど。 確かに岩や木の根がある山ではそれらのタイヤ規格のMTBがゴキゲンなわけですが、私にとってはダートジャンプやパンプトラックなんかでは26インチがサイコーなんです。 

 そんな思い込みもあって、当店では26インチのダートジャンプ系Bikeの在庫を思わず抱えてしまうわけで、今イチオシなのがコメンサルのアブソリュート4X

微妙な置き方で正直スマン ¥89,800(税抜き)
トップチューブからシートステーにかけてすらりと伸びるライン、それを崩さないケーブル類の巧みな処理。 リアブレーキ台座も一工夫となかなかエロいフレームなんですが、なにより26インチで特殊な規格のリアエンドでも無いので、チョット前までみんなが乗ってた一般的なMTBの部品をそのまんま流用出来るわけなんです。

ジャンプやパンプトラックはちょっとコツを掴めば案外簡単で、どんなMTBでも意外と出来たりするもんですが、問題はコツを掴むまで。 そのコツを掴むまでの近道がこのコメンサルのアブソリュートだったり、サンタクルズのジャッカル君だったりするのです。 ジャンプやパンプだけでなく、マニュアルやバニーホップ、ウィリーなんかもし易いので家の前や近所の空き地に連れ出しての小技練習にも最適。 近日には「BLTの赤いヤツ」も到着するので皆様もお一ついかがですか?


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