雪を楽しめた我々は幸せなのかもしれない・・・

地元の人の話では、コノゆぶねMTBランドがある京都府南部の和束町。 冬は確かに寒いけど、積雪は稀。 あっても薄ら白くなる程度だとか。 しかし、今年はご存知のようにイイ感じでスノーライドがきるほどに積もってます。 おかげで、ただペダルを踏むだけの舗装路がチャレンジングで難しいセクションに早変わり。 トラクションをコントロールし、軸を崩さずに登らなければならず、疎かにしがちな基礎がしっかり試される。 ちょっとマニアックな視点ですが、ポイントを踏まえてライドすれば楽しさ100倍です。 ただ、調子にのってると苦しさも5倍ほどになっちゃうのでダート区間に入る前に体力が終わってしまうのでご注意を。 数十年に一度の大雪、希少な体験を満喫できました。

ダート区間ではご覧のように多くのライダーが走ったためライン上の雪が無くなりレコードラインもくっきりです。 しかし、カラダは大人心は子供な我々はあえて白いキャンパスに飛び込みました。 最速ラインだけが良いラインではありません。 視野を広くすれば楽しいラインはいっぱい発見できるのです。 決してバランスを崩してコースオフしたのではありませんので念のため。 

雪で楽しくなったこともあれば、残念なことも。 ブランキーパークが雪の下に閉ざされてしまいました。 前回もそうだったんですが、今回はさらに上のベースまでの道具類の輸送がちょいとリスキーな状態ので断念。 なわけで、今回は違う場所でのDigとなりました。 まずは周回コースの気になるポイントの修繕。 水切りの機能を強化しときました。

その昔は「水を治めるものは天下を治める」ってなこが言われてたようですが、コース管理でも水のコントロールがとても重要というのが持論です。 具体的には水の流れと走るラインを基本的に一緒にしないように心がけてます。 一緒になると荒れ方が激しくなってしまうので、交わるとしてもなるべく短い距離で完結させるようにしています。 といっても実際はイロイロな都合で理想的な形にもっていくのはなかなか難しいんですけどね。

あと、新しいエリアの開拓に着手しました。 周回コースをショートカットするルートです。 いくつかの課題があるのですが開通すれば、もしものトラブルの時のエスケープとしても機能しそうだし、コースメンテナンスの面でも効率化が図れるのではと妄想してます。 コースの雰囲気はショートDHコース。 ちなみにブランキーパークは下り基調のパンプトラック的コースということでご理解いただければと。

次回は3月もゆぶねMTBパークに殴り込む予定です。 さすがにもう雪は無くなってほしい。 みなさま、ご参加のほど宜しくお願い致します。

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