雷電号@福井和泉

嵐の前の静かなうちに福井和泉でライドしてきたんですけどね。

現地のコンディションは想定通りナイスな感じ。 土がタイヤに付くか付かないかのイイ感じの水分含有量でタイヤの転がりも軽やかながら妙に滑ることもないサイコーな状態だったわけです。 

今回の私のテーマは「雷電号をいじめる」 ロッキーマウンテンのサンダーボルトこと雷電号が福井和泉のフィールドでどれだけのパフォーマンスを発揮するかを見極めてやろうという企みです。 午前中はコースと雷電号の様子見に費やして午後からチョットづつアタック開始。 ココに限らず午後からアタック(午前はアタック無しよ)というのが最近のパターン。 午前を入念なウォームアップに費やすことで不用意なトラブルを極小化してケガのリスクを少なくする魂胆。 自分自身のコンディション作りはとても大切です。

そんなこんなで追い込みをかけた雷電号。 いろいろなことが分かってきました。 まずは良く登ります。 コース脇のキャタピラ跡の凸凹も翻弄されることなく、グイグイ進むのです。 基本、下り系のコースなのに登りで云々とはナニごとかとおもわれるでしょうが、この登坂能力はツイツイ荒れている登り路面に挑みたくなるような楽しさがあるのです。 このあたり、流石XCなBikeといったところでしょうか。 フレーム全体のシナやかさが登りやすさにつながっているのでは感じます。

あと、650Bという26インチより一回り大きなタイヤのご利益かスピードの乗りは確かに良いです。 例えば木の根が連続するショットガンコースでも、ルーツセクションではするりとクリア出来るし、ジャンプセクションでも明らかにタイヤの転がりがよく、同じ様にアプローチしても飛距離が伸びてました。

ただ、タイヤの径かフレームの特性か定かではないんですが、挙動や路面からのインフォメーションが希薄。 限界がどの辺りかを把握し辛いのでどうしてもマージン大目なライドとなってしまうのです。 実際は大きな乱れは無かったので、私自身の違和感だけだったのかもしれません。乗り慣れるしか無いのか。 今までよく乗ってたDevinti社のBikeはインフォメーション豊富なモノが多かったので同じカナダのブランドながらその乗り味は対局にあるように感じます。

パッと乗った時、瞬間の印象で言えば今一つインパクトが薄い雷電号ですが、それでも登坂能力の高さ。 半分が優しさ出できている乗り心地。 そらぁ、スピード域の高い福井和泉のコースでマッチョなDHBikeに比べたら頼りなくもなりますが、いわゆる一般的なXCなBikeでよくあるスリリンクグな緊張感は薄く、終始恐怖を感じることはなく楽しく走れたわけです。 あくまでもXCなBikeとしては上出来です。 

そうそう、先日に取り上げたタイヤとブレーキローターの感想はまた後日。 本日は長くなったのアタりで・・・




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