オープン戦

先日の29日(祝)はホルモン焼うどんに舌鼓を乱打したのはごご存知の通り。 ただ、その会場をわざわざ箱館山スキー場の駐車場にしたのは、同日にそこで開催されるあDH走行会にあわよくば参加しちゃおうという魂胆なのです。

で、当日現地に到着してみると小雨。 直前の中末に行われてた雨降るケアンズでのワールドカップを見ていた私に取っては恵みの雨。 あのモニターに映されてたハードでエキサイティングばライドの真似ゴトができるだなんてこれ以上幸せなことはありません。 また、参加者も少ない目なので待ち時間無くタイム計測ができるというこの上ない条件での走行会。 そそくさと走る用意をしたわけです。

勝手知ったる箱館山のコースですが、それでも毎年違った表情を見せるわけで、チェックは入念におこなっておきました。 一本目はコースの通し練習気分でライド。 ま、通し練習と言ってもレーススピードに近い速度域で走った時のコースの具合をチェックするっていう意味もありますが、案外メインのチェック項目は自分の状態だったりします。 呼吸や腕の疲れ方だったり、スピード感の確認。 そうそう、MTBのセッティングだったりも同時にチェックするわけです。 ゴールしてタイムを確認。 結果は5分15秒 水分補給をしながら効率よくタイムを削るポイントを整理して次に挑むわけです。

2本目は先ほどののタイムをもとに無理の無い目標タイムを設定して走る訳です。 ま、コンディションがあれなんで無理せず5秒ほどのタイムUPを目指してスタート。 一本目で余裕のあった所を攻め、ミスした所を丁寧に走った結果、10秒タイムUPと手応えあり。

3本目はもう少し攻めて4分台突入と思ってたんですが、途中で前走者に追いついてしまいクルージング。 気持ちを切り替えて、次ぎのランにつながる様にラインを丁寧にトレースしながら体力を温存する作戦。 最後のストレートもあまり漕がずにゴールしてみれば先ほどと同じタイム。

ここでお昼休憩となり、AクラスなB級グルメを堪能したのは先日のNewsの通り。 気力をフル充電して挑んだ昼一のラン。 異変はすぐに現れました。 泥が重い... 昼前から小康状態となった雨。 強い風のオカゲもあってスッキリしない天気の割には路面は回復傾向。 そうなんです。 ご存知の方も多いと思いますが水気が多い泥はシャバシャバで意外と滑ること無く走りやすいのですが、コネられた泥は重くタイヤにまとわりつきヌルヌルとラインからタイヤを追い出してしまうのです。

そんな過酷なコンディションだったんですが、気持ちは折れるドコロか益々テンション↑↑↑ 直前に見たワールドカップの景色が重なった訳です。 そうはいっても現実はコケない様にとハンドルバーにしがみついてるだけだったんですが、最終的に転倒せずに数々の難関をクリアした充実感はサイコーでした。 

次のラン、その次となるとコースの牙はどんどん磨きがかかり、タイヤは転がらない。 なのに止まることも許されないワガママコンディション。 それでも人間&MTBは調子を上げていっているのですが、それ以上に路面はエゲつなくなって時間と体力を奪っていくのです。 

そんなワケで、結果は芳しい物になりませんでしたが、不思議と充実感と披露感で大満足な一日でした。 確かに泥でダメージを受ける機材、汚れ物も大量発生するので、後片付けが大変な負担となる訳ですが、こういった悪いコンディションのライドから得られる経験はとても貴重でライダーの血となり肉となるのです。 そんなわけで今回もイベントスタッフに感謝の合掌なわけです ありがとうございました!!


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