仕事納め 走り納め

本日をもって、本年の営業が終了したBlankyDogです。 なかなか厳しい一年でしたが、レースイベントの主催をはじめとして、イロイロな新しいことに挑戦したので、この種がやがて芽を出し実を付けると信じて進むしか無い。 危ぶむなかれ、危ぶめばは道はなし。 とにかく、今年一年ありがとうございました。 2017年もご愛顧宜しくお願いします。

 話は変わって、昨日は走り納めと称して「昔馴染みな面々とバックカントリーライド」からの営業でした。 偶然、先日から訪れた冬の将軍様のお陰で薄いながらもスノーライドに興じれたのでご馳走さまです。


 走り納めの相棒は目下ツーキンライドで活躍中の29erなKHS。 コンポーネントは基本的にXTRとベース車両の5倍以上のコストをかけた一点以外豪華主義な走る実験体。 しかも、電動変速ですよ奥さん! 折角なのでソイツをガッツリと山で使ってみたわけです。


まあ、この電気仕掛けの変速機はツッコミ所も満載なんですが、メリットも多くって、今回実感したのは手がカジカんだ時でもチャンと変速できるってこと。 実はKHS号は右手のスイッチがシフトダウン。左がシフトアップと設定してあるので、基本的に押し間違えが無いんです。 その上、力を込めなくても操作できるので寒さで弱った手でも確実に変速できるので大変助かったわけです。

もう一点、特徴的というかコダわッた点がブレーキで、前のブレーキローターはDH(ダウンヒル)用とツッコマレそうな8インチのものをデデンと装着してます。 一般的にはXC(クロスカントリー)っぽいこの手のBikeには6〜7インチが多いんで。 しかし、単純に考えてタイヤ外径も29インチとデカイしトラクションも高くなっているのだからブレーキバランスを考えると8インチローターも全くオカシく無いんです。

 しかし、8インチローターを選ぶのにはタネがあって、実はブレーキレバーは「サーボウェーブ」と呼ばれる一種の倍圧装置が付いてないものをチョイスしてたりします。 「サーボウェーブ」が付いてないとブレーキパワーも低くなるのですが、余計な機構が無い分ブレーキをリニアに操作できてコントロールし易くなるのです。

 実は私、このコントロール性をかなり重視しているのです。 滑り易い路面なんかだと、どこまでブレーキをかけるとタイヤがロックするのかを探りながらレバーをにぎってるのです。 そこに余計なデバイスが介在しちゃうと突然タイヤロックしてイヤな汗をかくこともしばしば。 私はコレがNGなんざんす。

 この日の路面は前述の通り雪や、さらにはその下にたっぷりと落ち葉が積もっているなんともスリッピーな路面。 そして時には急傾斜や連続する木の根となかなかタフで多彩。 そこに対応して行く為には懐の深い制動力とコントロール性が必要。 一見トリッキーな組み合わせですが、それが私なりの一つの答えなのです。

というわけで、来年も走ることでGetできるノウハウもブチ込みながら、皆様とアレやコレや言いながらイロイロな意味でBestなBikeを提案していきますのでソコんとこヨロシク

このブログの人気の投稿

FOESのアナログ

里山遊びとハードテイル再考

働き方改革