タヌキとキツネが化けた!!
殆どの展示会では「見〜て〜る〜だ〜け〜」なことが多いのですが、先日のKONAの展示会ではなんと試乗出来ちゃいましたのでその感想を まず、試乗したのは新登場の プロセス134 その名の通り134mmのリアストロークを持つイロイロ使い勝手のよさそうなヤツです。 これまでのタヌキとキツネが受持ってたポジションです。 私は乗る前にイロイロと詳細をチェックしてレクチャーを受けて乗り味のイメージを固め、試乗でそれを確認するわけです。 本当は乗る前に先入観をもたず、じっくりと時間をかけて乗り込みながらその素性を探れればベストですが、時間とフィールドが限られている中でインプレしようと思えばポイントを絞り込まないとイケナイわけです。 このプロセス134の場合、タイヤが話題の27.5"であること。 ジオメトリーが独特で、寝気味なヘッドアングルに長いホイールベースと短いリアセンター。 これらがどのような運動性能なのかその片鱗をチェック。 軽く加速して左に倒し込むとリニアに車体が反応して左にスパンと旋回したのにビックリ。 右へ左へと切り返し倒し込む動きに対しても車体はとても早く素直に倒れるのですが、切れ込むようなピーキーな動きは無く安定した挙動。 なのでさらに安心してさらに倒し込むことができシッカリ曲がれるという感動のループが体感できました。 要は最近のDHBikeに近いようなハンドリング。 後で確認すると、リアバックがとても堅牢なのでおかしなクセが無くリニアな反応を示したのかと。 予想以上に堅牢な作りにビックリ。 横の動きは高レベルで、ガレ場でイジメてやりたくなるようないい感じのものでしたが、縦の動きはチョイと緩慢。 言い換えれば安定感。 ホイールベースの長さと大きなタイヤが原因なのは容易に想像できるのですが、アクションに対しての反応が鈍いので私的にはちょっと減点。 パワーでカバーする必要がありそうです。 といっても横の動きのスバラしさ比べればそれは微々たるものです。 ちなみにプロセスは29”の「111」。 27.5"の「134」と「153」がラインナップ。 もちろん数字はリアストロークの値。 今回試乗した134でも安定感の高い感触でどこでも行けそうな雰囲気。 153とかだとDHコースに持ち込んでも問題無く楽しくライドできそう...