梅雨の朽木もまた一興

初朽木ダって人が多かった今回のライド。 色々ありましたが無事終了です。 午前中はよかったんですよ。 期待通りのチョイ湿りでビシッと締まったハイグリップな路面。 泥は跳ねない、砂煙もたたない日差しも無いと三拍子揃ったこの上無しなコンディション。 強いて言うと湿度が高い位。 もう、「神は我に味方してる」と調子に乗ったったワケですよ。 そしたら午後に、見事に釘をさすかのような強い通り雨。 普通は心が折れるところですが、そのときは丁度森ん中でスコップを振り回してたんで恵みの雨と勘違い。 深刻な事態に気づいたのはその直後、置いてたヘルメット&グローブがじんわり・・・ 心砕かれたのですが、みんなの手前、気丈に振る舞ってこと無きを得た次第です。

実は調子に乗った人はもう一人いて、いちびって階段を突っ走ってトラックに飛び乗ったらその成果、山頂に着く前にパンク発覚。 ま、こうなることを私は予言していたんですけどね。 彼の場合は笑いの神が味方したとも解釈できるのですが。

強い雨の影響でニチャニチャと滑りやすくなった路面、実はとても楽しいものでした。 普段、里山なんかではWetな路面はインパクトがより大きくなるので走らないんですが、朽木のような管理されているフィールドでは遠慮なくライドOK。 この点、かなり大きいです。 滑りやすさを利用すると、いつもより自転車が軽快にコントロールできて、いつもより低スピードでスリリングなライドができるわけです。 つまり、こけやすいけど、怪我もしにくいというナイスなコンディションなわけです。 そして、こんな遊びができるのは管理されたフィールドのみ。 「ありがとう朽木!」と山頂から叫ばざるを得ません。 

そんな、ちょっとマニアックな意味意外では大変なコンディションだったんですが、初朽木のメンバーは我々の予想以上に楽しんだ様子。 やはり自分の発見&成長は楽しいもんなのですね。 
この写真、彼女に取って初メイクの瞬間! つまり、成長の瞬間です。 この5mほど前方に何かあってはいけないと思いサポートする私がいるのですが、全く無用でした。しかし、その瞬間に立ち会えたことはPriceless。 抱きしめたくなりましたが、そこはジェントルマン。 右手のガッツポーズだけにとどめておきました。 

そんなわけで、走る本数はちょっとでしたが、非常に楽しめた朽木のライド。 笑いの量より質ってことを再確認できたライドでした。 朽木でご一緒した全ての皆様ありがとうございまし。

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